辺境にて

南洋幻想の涯て

クェグィ

 早朝は雨だったので林業中止の連絡が来た。雨はすぐに上がったのでクェグィの種を採りに行った。何年も育てて防風林にするためだ。どうも農業は気が遠くなるような事ばかりであまり向かないようだ。まだ月が高く昇っている。

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 クェグィの実のよく黒くなっている木を選び種子を採る。プチプチという音が耳に心地良い。

 

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赤い実はまだ、黒い実はもう蒔く事ができる

 

 籠に少したまったので持ち帰って水に浮かべ虫食いや不稔の選別をする。

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 果肉を落とさなければならないので午前中いっぱい水に漬けたまま、待つ時間で屋敷周りなど伐採した。

 


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 鹿沼土に蒔き、暖かいビニールハウスに入れた。


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 芽が出ればまた植え替えなければいけない。気長に行こう。