農林
今夕も校長室から投げ釣りをする。今日はトラボルタの他に滝の集落のMさんも居る。
クドゥムに魔王の仲の良い友人がいる。その奥さんは料理が上手だ。魔王が奥さんからフルの美味しい漬け方を聞いてきた。
注意:この記事には血の写真と描写が有ります。
ドラゴンはとても頑丈だ。切って半年だか一年だか捨ててあったものが、土に帰るどころかそこから育ち始めた。だから捨てる時は細かく刻まなければならない。そこまですると流石に倒しきることができる。
大阪旅行中の事。来阪する私のために親戚が集まってくれた日があった。叔母にいとこの兄妹、私の弟夫婦とその3人の子どもたち。
端材で何か作ったら?と勧められた。もう箱を作ったけど酷い出来でした。と答えた。
林業終業後畑に寄って日没まで働く。苗約100本が11月半ばに来るのでそれまでに植え付けの準備をしなければならない。
もうすぐ私のタンカンの苗約100本が届く。勿論約なんて数で届くはずはなく、正確な本数は数えて伝えてあるのだが、メモを執らないからすぐに正確な本数を忘れてしまう。
注意:この記事には虫が登場します。
弟も妹も去り、また酒と肉体労働の日々が帰ってきた。字面だけ見ると酒池肉林のようである。
近頃は日雇いの帰りにスュリの畑へ寄り、日没まで農作業をしている。こうしなければ日曜日に畑に出ろと魔王に言われるからだ。できれば週に一日ぐらいは休みたい。だから疲労した体に鞭を打って畑へ寄る。
トラボルタの親類が亡くなった。遺された畑を彼が継ぐ事になったのだが彼には農業の心得が全くない。だから私と魔王に師事したいと言う。
お盆の間は働いてはいけない事になっているが、およそ休の字のつく熟語を憎んでいる魔王に伝統だの風習だのは通じない。区長なのに。
我々は旧暦上に生きている。今日からはお盆だ。日雇いは盆休みなのでスュリの農園で働く。だが、まずはその前に墓から屋敷へご先祖さまを連れて行く。
マンゴーの剪定が終わったので畑は一段落した。また日雇いへ行っている。魔王の農業は口は出しても日当は出せない文化祭の出し物レベルだ。本人は真っ当な生業のつもりでいるようだが。
引き続きマンゴーの剪定をする。何となく体の調子が悪い。一時間程すると体の力が抜け、立っているのも辛くなってきた。
寝室に籠り眠っては覚め、確か5日が過ぎた。明日の昼にはようやく暴風圏を抜ける予報になっている。
台風の猶予期間は残り二日。スュリの農園で魔王を手伝う。
台風が島の南を通過する。
今夜は廃校で宴会だが出す料理が何もない。日雇いからの帰りは出港ギリギリで船に飛び乗ったのでスーパーに寄ることもできなかった。
夕方、火を眺めていると生意気イケメンのHから遊びに行って良いかとラインが来た。最近彼は週に2、3回は遊びに来る。余程暇らしい。
ドラゴンの杭を完成させる。そして早く日雇いに行かなければ収入がない。それ以上に日雇いがストレス発散になっているので早く行きたい。
いつもの山賊のお頭の路上焼肉(公開処刑の暗喩では無い)に呼ばれ参加した。たまにはビール1ケースぐらい持っていけば?と魔王から言われた。尤もだとは思うが金が無い。
ネリヤにいながらにしてネリヤにいない。
昼下がり、海からの涼しい風の吹くハンモックで休んでいる。天頂のアダンの実を正面にぼんやりと眺め、波の音にいつかまどろむ。顔にアダンの実が落ちる夢をみて目が覚める。
この南の島はもう梅雨に入った。そして梅雨入りのつい数日前から、林業社長の下で日雇いの現場は始まっている。今回は草刈りだ。社長は普段よりかなりの人数を集めて来た。
そろそろ私も農業に注力していこうと土地を借りた。本拠地スュリの屋敷周辺で休耕地の持ち主達に打診して回る。皆よく知った人達なので快く契約書に判をくれる。お金も取らない。
滝の集落の大男Mさんと、ゲームを交換して借し借りするという小学生のようなことをしたので最近はダークソウルⅢばかりしている。雨が続くので日雇いの仕事も金曜日を最後に無い。